希望の党の基本政策

小池希望の党の基本政策
改革する保守とは
改革=新自由主義、資本家にほぼ無限の自由を保証する
保守=米国の戦争補完勢力となる、ここ数年の安保法制の維持

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憲法改正については、
自民党結党以来、自主憲法制定が悲願と言うのであるが、
その重要課題についして、提案してきた自民党草案は、
目指す方向がどうというより以前に、
近代憲法の体をなしていない、炊飯ものの案文であり、
素人でも却下するだろう
その後、安倍総理はまず96条の改正を語り、
次にはリベラル勢力の9条改正案を丸呑みするような9条付加案を言ったのだが、
いずれもやはり炊飯ものの提案である。

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民進党の希望者を全員受け入れる気は「さらさらない」
踏み絵の詳細内容は未定で、結局、小池氏の判断によるとすれば、
公党として未熟すぎると言わざるをえない。

手順と条件の明示が近代的政党としては当然である。

もちろん、口に出さない範囲での実際の選別はあるとしても、それは
現実政治の機微であり、建前は建前である。
建前を言うべきところで、「さらさらない」というような発言は、
小池氏らしい未熟さである。

しかしそうした未熟さが人気を呼ぶのが
ポピュリズムである。
もう仕方がない。
有権者の良識の覚醒を期待するしかない。

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実際には、小池人気に便乗して当選、あとで小池氏を失脚させるという手順もある。
民主党で鳩山由紀夫、小沢一郎を失脚させたときと同じ手法。