基本のフレンチドレッシングの作り方

ドレッシング、使い切れてる?

12月に入り、いよいよ今年も締めくくりの時期になりましたね。年末といえば、大掃除で冷蔵庫の在庫整理に取り掛かるひとも多いのではないでしょうか。そんな時、冷蔵庫に使いかけのドレッシングが何本もあってうんざり…なんてこともよくありますよね。
ドレッシングを無駄にストックしたくない人にオススメなのが、家にある材料でささっと作れる自家製ドレッシングの作り方を覚えておくこと。
今回は、酢・塩・砂糖・サラダ油(またはオリーブオイル)という定番の調味料で作れる「基本のフレンチドレッシング」の作り方をご紹介します。これさえ覚えておけば、ドレッシングとしてはもちろん、ひと手間加えるだけでなんと「万能調味料」としても使えてとっても便利ですよ!

基本のフレンチドレッシングの作り方

ほんのりと甘いドレッシングです。酢をレモン汁やワインビネガーにかえるのもおすすめです。茹でて食べやすい長さに切ったほうれん草と和えて、から炒りしたスライスアーモンドを散らせば簡単に一品完成しますよ!

材料

酢:大さじ1
砂糖:小さじ1/2
塩:ひとつまみ
サラダ油またはオリーブオイル:大さじ2

作り方

(1)酢に砂糖、塩を加え、よく混ぜ合わせます
(2)サラダ油またはオリーブオイルは、少しずつ注ぎ入れながら加えます
(3)よく混ぜ合わせ、少し白っぽくにごって、もったりしたらできあがりです

ポイントは乳化

調味料とオイルをよく混ぜ合わせて、白っぽくなり、もったりとした状態を乳化といいます。酸味が和らいでまろやかな味わいになりますし、一度乳化すると、そのあと分離しても少し混ぜるだけで全体がすぐなじみます。

フレンチドレッシングのアレンジ術

基本のドレッシングを覚えておけば、幅広いアレンジがききます。
たとえば、フレンチドレッシングに水を加えれば「洋風南蛮酢」になるんです。お好みの魚や肉、野菜を油で揚げて、南蛮酢に漬けておけば「エスカベージュ」の完成です。
また、マリネ液にも応用可能はちみつを加えれば、はちみつレモンマリネ液に、粒マスタードを加えれば粒マスタードマリネ液と、アレンジは無限大です。そのほかにもわさびすりおろしにんにくを合わせるのもオススメです。
冷蔵庫にドレッシングがない!というときでも、基本のフレンチドレッシングさえ覚えておけば慌てずに済みますし、冷蔵庫に使いかけのドレッシングがたくさんある…という状態も避けられます。多めに作って半分はマリネ液として使えば、サラダとマリネの2品が簡単に完成しますよ。ぜひ覚えて活用してみてくださいね!